EXHIBITION

2018.09.01ー09.13

『獏の瞳』 亀井佐知子 個展

2018年9月1日(土)~9月13日(木)

12:00~19:00

入場無料

夢の世界を描いた、唐突で不自然な文脈の物語。

しかし、その荒唐無稽な物語は私たちの現実と地続きの時間な中で、

新しいエピソードと眠っていた記憶や思考の残り香が合わさり、

生き物や現象として立ち現れたものーーー。

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これは、夢の世界の景色です。

眼を閉じて、眠りにつくと、世界の続きが休む間も無く降り注ぎます。

地続きの時間の中で、新しいエピソードと、眠っていた記憶や思考の残り香があわさって、生き物や現象となって私の前に現れます。

そこには誰のものか分からない情動や視界があり、物語はいつも唐突で不自然な文脈です。文字に起こそうと思えば、文と文をつなぐ適当な接続詞は見つかりません。一つのまとまった話を作ろうとすると、嘘が出てきてしまう。きっと映像に起こしても音楽に変えてみても同じでしょう。
そんな一定のまとまりのない画の、流れる時間の中の一瞬を描いたものが、今回の作品達です。

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今年の春、大学を卒業したばかりの気鋭の新人作家。

慶応大学卒を「無駄なキャリア」と亀井佐知子は笑う。

果たしてアーティストしての彼女にそのキャリアが無駄かどうかはわからないが、確かな痕跡を残しながら作品作りを続けていることだけは確かだ。

彼女の描く世界は一言でいうと、とても不思議だ。

モチーフが不思議だからというわけではなく、空気感が不思議。

見えないものを描いている、といより、彼女には確かに見えているものを描いているから、空想の世界の生き物にもかかわらずリアリティがある。

「見えないものが見える」というと、オカルトのような印象を与えるかもしれないが、決してオカルトやスピリチュアルの世界ではなく、この現実世界に立ち現れる様々なものとの対話を表現しているのかもしれない。

彼女の作品が「見えないもの見える」力によるものであるか、表現そのものによって人の心を動かすものであるかは、実際に絵を目の前にしたときに感じることができるはずだ。

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【亀井佐知子プロフィール】

カメイサチコ
Sachiko Kamei

1993 年8 月23 日生まれ

神奈川県茅ケ崎市出身の絵描き・表現者。
慶応大学環境情報学部卒業。

現在も茅ヶ崎市内のアトリエを拠点に活動中。

作品のモチーフは、"ありのままの生き物の姿"、"生き物の色と形"である。
必ずしも綺麗ばかりでない無垢の美しさを表現し、見る者の既視感を引き出す。

慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス環境情報学部卒業後、絵本「その眼で」を出版。
現在は、個展や商業施設での展示、ライブペイント等で活動中。

メイン:油彩
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経歴

1993年 生誕 茅ヶ崎市で育つ

2017年 慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス環境情報学部卒業
     絵本「その眼で」出版

2017 年  クリスマスグループ展 (at ホテルLYURO / 清澄白河 / 東京)
2017 年  holiday market & live painting (at 国連大学 / 表参道 / 東京)

2018 年  1月 絵本出版記念個展 (at ギャラリーTS4321 / 四谷三丁目 / 東京)
2018 年  2月 個展  (at テルチ / 神泉 / 東京)
2018 年  4月 展示 ( at mokichi foods garden / 茅ヶ崎 / 神奈川)   ・
2018 年  5月 展示・物販販売 (at 柳島キッチン / 茅ヶ崎 / 神奈川) 

2018年  7月 茅ヶ崎市美術家協会展 入選 (at 茅ヶ崎市美術館 / 茅ヶ崎 / 神奈川) 

2018年  8月 展示 (at usubane / 自由が丘 / 東京)

2018年  9月 個展 (at gallery35 KYOTO-KAMANZA / 京都)

2019 年 2 月 個展 (at ギャラリーTS4321 / 四谷三丁目 / 東京)

website: カメレオン
facebook: 亀井佐知子
instagram: kameleon823

twitter: SACHIKO KAMEI

© GALLERY 35 2017