2020.10.10（土）－10.11（日）

12:00-19:00

入場無料

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石田優磨による写真展です。

-家路を急ぐ-

家路を急ぐその足取りは、
「いってらっしゃい」と
送り出されたときのそれよりも
心なしか軽やかだ。

家路を急ぐ人、これから出かける人。

あらゆる人々が行き交う街の中で、
見ているようで、見ていない風景。
見られているようで、見過ごされている瞬間。

写真だから、切り取れる。
写真だから、意味がある。
写真だから、なんか良い。

ぼんやりと眺めて、
「なんだかわからないけど、なんかいいな」
って思える写真を選びました。

-朽と経-

それはもしかしたら
僕が生まれるずっと前から
あるものかもしれなくて、
いま、ぼくの目の前にあること自体が、
とても縁のあることなのかもしれない。

新しいモノが絶え間なく生み出され
捨てられ続けられる今の世の中だからこそ、
経過して朽ちたものを見ると
それだけでなんだか感慨深いものを
感じてしまいます。

おばあちゃんちに遊びに行ったときに、
ふと開いたアルバムを見たときのような、
そんな空気をもった写真を選びました。